メール・問い合わせの共有管理ができるメーラー「メールディーラー」 > お役立ちコラム > ECサイト運営のコツ > 【ブックレビュー】ECサイトの集客・販促に役立つ関連書籍

【ブックレビュー】ECサイトの集客・販促に役立つ関連書籍

こんにちは、FREEC!編集部です。今回もFREEC!編集部がまとめた、ECサイト運営に関するおすすめ書籍2冊をご紹介します。集客と販促がテーマの書籍ですが、お悩み解決に繋がりましたら嬉しいです!(我々も文章やキャッチコピーと日々格闘中であり、今回の書籍もとても勉強になりました)

自社サイトの核となる、ターゲットのニーズと自社の強みをマッチングさせる「設計図」を描くべし。自社サイトへの思いが強めの本。

本のタイトル
感動集客 0から「価値」を生み出す
kandosyukyaku
この本の概要
・著者: 松野 正寿
・発行: 2014年4月
・読了時間の目安: 100分
・おすすめの人:
ECサイトを立ち上げようと考えている方
実店舗を経営している方
自社サイトの売上を伸ばしたい方
この本のまとめ
  • 特定のプロモーション手段に依存し過ぎず、並行して自社サイトの強化に取り組むべき
  • ネット集客には、ターゲット・自社の強み・導線・コンテンツの設計図が不可欠
  • メルマガはリピートを生み出す唯一のプッシュ型ツールであり、まだまだ活用できる

ソーシャルメディア、ブログ、リスティング広告など、ECサイトへの集客には様々なプロモーション手段が存在しますが、近年、自社サイトの重要性とその強化に課題を感じられている方も多いのではないでしょうか。

この本では、ターゲットにとって魅力的な自社サイトにするために、「設計図」を描くことの重要性が述べられています。バナーやLP、キャッチコピー、商品説明文の作成時に参考にできそうなフォントの選び方や、配色、使用すべき色数などのテクニックも紹介されてはいますが、印象に残ったのは「設計図」の作成に関する部分です。自社サイトのコンセプトに始まり、バナーやLP、キャッチコピー、商品説明文など、全コンテンツのベースになるもので、その具体的な実践方法について多くのページが割かれています。そして作成した設計図からは自社や商品が持っている強みのうち、ターゲットのニーズに合致したものを見つけることができる、としています。

またメルマガ活用の重要性も述べられています。メルマガの運用においては読者数が悩みの種になりがちですが、大切なのは読者の総数ではなく、メルマガの開封やURLのクリック等のアクションを起こしてくれる「精読者」の数であると述べています。精読者の反応を基に改善を繰り返し、自社なりの勝ちパターンを見つけることがやはり重要なのだと感じました。

今後、ECサイトの立ち上げを検討している方や、自社サイトの強化をお考えの方は、この本でお客様のニーズと自社の強みのマッチングに取り組まれてみてはいかがでしょうか。

今すぐ使える101の実践的なテクニック!いつも机の上に置いておきたい本

本のタイトル
買わせる文章が「誰でも」「思い通り」に書ける101の法則
51UsJoJJECL
この本の概要
・著者: 山口 拓朗
・発行: 2014年9月
・読了時間の目安: 120分
・おすすめの人:ECサイト運営にかかわるすべての方
この本のまとめ
  • 商品紹介、メルマガ、問い合わせ対応など、幅広い領域で実践できる内容
  • 紹介されている法則を複数組み合わせるのも有効
  • 買わせる文章を書くには、徹底した“お客様視点”の考え方が必要

商品キャッチコピー、商品詳細、ダイレクトメール、メルマガ、プレスリリース…。ECサイト運営の中で、「文章を書く」ことは避けて通れません。そこで手に取りたいのがこちらの本です。
タイトル通り、「買わせる文章を書くための101のポイント」が紹介されており、そのどれもが非常に実践的。キャッチコピーを書く時、メルマガを書く時に、すぐに使えるテクニックばかりです。

例えば、38番目の法則『ベネフィットをビフォーアフターで語る』では、商品を使う前は○○だったものが●●になりました!と表現する方法。お客様に、使用イメージを具体的に持たせることができるそうで、ダイエットサプリの広告などで良く使われている手法でもあります。さらに複数の法則を組み合わせることで、より“刺さる”文章を作りやすくなります。先ほどのビフォーアフターの考え方に、62番目の法則「数値を使う」を組み合わせれば、○○だったものから75%改善して●●になりました!といったように、先ほどよりも目を引く文章になります。
また、98番・99番ではお客様からのお問い合わせメールへの対応も紹介されており、販促だけではなく、すべての業務で役立つ本だと感じました。

この本では、一貫して“お客様視点”で考えることの重要性を説いています。この視点を一層意識することで、よりスムーズでお客様へ“刺さる”文章が出来上がるのではないでしょうか。

複数名での「問い合わせ対応業務」がラクになる?

※本サイトに掲載されている情報は、株式会社ラクス(以下「当社」といいます)または協力会社が独自に調査したものであり、当社はその内容の正確性や完全性を保証するものではありません。

この記事を書いたライター

メールディーラー通信編集部

メールディーラー通信編集部

ECサイトを運営する方に向けた記事の執筆・案出しをしています。忙しいECサイト運営者の方を手助けできるような情報を発信できるよう編集を行っています。
最近感動した出来事は「問い合わせメールの返信が30分以内に届いた」ことです。

メールディーラーについて、詳しく知りたい方はこちら!

製品資料

機能詳細・特徴がわかる!