はじめまして、中村ともうします。
ネットショップ向けの“販促支援システム”を提供している、
『ogaRia(オガリア)』サービス中の人をしています。
よくアラブ系の方に声をかけられます。
このたび、FREEC!にお邪魔して、『価格でなくお店で選ばれるために』なるお題で
計6回のコラムを書かせていただくことになりました。
価格競争から抜け出して息の長い店舗運営をするために。
「即実践可能」な、現場サイズのちょいテクを落としていこうと思います。
価格じゃないなら、何で選ぶのだろう。
みなさま、「安い」以外でお店やブランドを選ぶことはありますか?
きっとありますよね。
その理由ってなんですか?
長く使いたいから、信頼できるブランドを選ぶ、とか。
ちょっと高くてもつい足を運んじゃう喫茶店、とか。
かわいい店員さん狙いだけど全く興味ないフリして足しげく通ってる、とか。
ざっくり表現すると、“愛着”と“信頼”があるのだと思います。
実店舗だったらスタッフの人柄、お店のコンセプトが愛着になりますし、
直接商品を手にとって品質を確かめられますよね。
では、ネットショップの場合は、、、
あらゆるポイントで「人柄」「コンセプト」「品質」「信頼」を
“表現”する必要があります。
そのポイントを連載で6つ、挙げていこうと思います。
やる気100%です、どうぞよろしくお願いします。
【連載 第1回】商品開封時、お客様を心地よくする工夫をしていますか?
ネットショッピングを利用した時、
お客様のテンションが一番アゲアゲになるのはいつでしょう。
それは、
『商品を開封する瞬間』
なのであります。
つまりはその瞬間に“お客様をどれだけ心地良くできるか”が、
お客様と今後良い関係性をつくるのに重要なポイントになりますね。
例えばこんな小さなアクションでも、
“心地よさ”を演出することができます。
テクニック1. 「紙袋」を使って気を遣った梱包、少ないゴミ
ゴミ、少ないほうが誰だって嬉しいですよね。
ガチガチにガムテープで梱包されていると、それはそれで煩わしいもんです。
頑丈さで言えば梱包はダンボールが定番ですが、ゴミとしてはかなりかさばりますし。
ゴミが残りづらく、かさばらない梱包。
例えばこんな方法はいかがでしょう。
<紙袋を使用する>
紙袋の底に、底板代わりのダンボールだけ敷き、あとは緩衝材を詰めるというもの。
雨には弱いので中の商品はビニール素材で包む必要がありますが、
紙袋は捨てやすくお客様も喜びます。
アパレルや化粧品など、精密でないものにオススメです。
同梱物に「簡易包装にご協力ありがとうございます」という一言を添えれば、
「手抜き梱包」にはなりません。
コストの削減にもなり、うはうはです。
配送途中の破損を気にされるお客様のために、ダンボール梱包と紙袋梱包の選択肢を
設けても良いかもしれません。
テクニック2. 手書きで、お客様にちょっとしたひと言を
モノ(商品)だけでなく、記憶に残るものを届けましょう。
自分あてのお手紙って、ちょっとした一言でも嬉しいものです。
ましてや手書きだと、ぬくもりを感じますよね。
全てのご注文に一筆添えるのは無理がありますので、
月ごとに異なる一言を添えたカードや返品ご案内用紙を
あらかじめ印刷して用意しておくのはどうでしょう。
内容はかしこまり過ぎず、少しくだけた口調のほうが
親しみやすさが湧く場合もあります。
自ショップのお客様の特性や年齢層を意識した内容にすると尚良いと思います。
テクニック3. 小さな小さな、サプライズを
とにかく何でも構いませんので、
『プチギフト』を一緒にお入れします。
オススメなのは、飴、ポストカード、シールなどの消耗品。
お客様に主婦の方が多いようであれば、
子供向けのものでも喜んでいただけます。
ミソなのは、プチギフトを入れることを
ショップページ上で予告しないこと。
アクマでサプライズだから喜んでいただけるのだと思います。
例えば、、
と手書きメッセージを添えて、
のど飴を1つお付けするのは如何でしょう。
心遣いが伝わると、お客様もさらに心地よいはずです。
ノウハウに飢えていらっしゃれば、「オガレポ」いかがですか
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は連載二回目、『店長/スタッフ顔出しのススメ』について書かせていただこうかと思っています。
もっと販促ノウハウが今すぐ欲しい!もっとおくれよ!
という方は、中村が書き綴っている「オガレポ」も、お召し上がりください。
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